当社は5月1日創業なので、4月末日が期末となります。5月1日の話しについては、おおよそ1年前に「13年目の始まりと、5月1日設立の理由」という記事を書いているのでそちらをご覧ください。

さて、ここ数年は期末の最終営業日の午後に全体ミーティングを開くようにしています。そのため、ゴールデンウィーク直前で期末なのに午前で営業を終了してしまいます。関係各位にはご不便とご迷惑をお掛けするのですが、当社がより良くなるために必要な時間ということでご理解いただければと思います。

さて、その時間に何をしたかという話です。

13:00-13:30　月次決算報告および通期決算着地速報：30分

（13:30-13:40　休憩：10分）

13:40-14:35　2019年トリニティプラン（ほっしぃ）：55分

（14:35-14:45　休憩：10分）

14:45-15:40　全体共有事項：55分

年次有給休暇の時季指定義務について
勤務時間管理について
残業申請と目標について
勤務間インターバル制度導入の努力義務について
ノー残業デー運用について
マネージャー職について
時短勤務について
インターネットサービス利用規程
（15:40-15:50　休憩：10分）

15:50-18:00　チーム振り返りと2019年度目標発表：各チーム20分 x 6チーム＝120分

15:50-16:10　セールス
16:10-16:30　開発
16:30-16:50　マーケティング
（16:50-17:00　休憩：10分）

17:00-17:20　オペレーション
17:20-17:40　サポート
17:40-18:00　経営企画
（18:00-18:10　休憩10分）

18:10-18:30　PTS（Proud, Thanks, Sorryの共有）：20分

18:30-18:40　社員旅行ムービー：10分

18:40-18:50　片づけ・出発

自分でもここまで赤裸々に書くのはどうなのかと思いつつ、これくらい裏側が見えてこないと、このトリログも面白くないかなと思って、当社社内カレンダーに記載されている事前告知をそのままコピーしてみました。割とみっちりと詰め込んでやっているのが分かると思います。

冒頭の決算報告というのは、毎月税理士と作成している月次決算を数字で振り返るという時間で、決算書の内容を共有しつつ説明していく時間です。当社は経営の透明性と理解によって成り立っているので、決算内容は経営者やマネージャーだけが知ることではないと考えています。そのため、税理士からの決算内容をそのまま伝えるようにしています。もちろん、細かい科目をひとつひとつ見ても分からない場合があるので、原本はファイルサーバーにあり、その中から重要な指標だけを説明します。

今月は月次決算だけではなく、この4月までの通期の着地予測も一緒に行ないます。当然、予測にはなりますが、それでもだいたいの数字は見えているので期末のこの日に説明しておくのは重要です。

私にとって一番面白いのは、後半の各チームの振り返りと来期目標の紹介です。当社は小さいながらもいくつかのチームに分かれているため、それぞれのチームがどのような目標に対してどのような結果を残したか、そしてそれを踏まえて来期（ゴールデンウィーク明けから）は何に取り組んで、どのような達成目標を掲げるのかというのをプレゼンテーションするのです。

今年は、マネージャーが発表するという形式ではなくて、チーム毎にマネージャーがリードするものの、メンバーも一緒にプレゼンテーションするという方式を採り、遠くの出来事ではなくて自分事として取り組むような形にしたので、さらに面白く聞くことができました。それぞれ、自分で考え、振り返り、目標を語るということができるのは社員全員素晴らしいことだと思います。

全員がプレゼンテーションしてくれた通りになるのなら、来期も当社は生き残っていけることでしょう。そんな、13年目にして素晴らしい時間でした。